ホッキョクグマのなまえ大募集!
2006.10.24地球/地域
WWFでは北極圏のスバールバル諸島に生息するホッキョクグマの2頭の名前を募集している。
2002年からWWFで実施されている「Polar Bear Tracker ~ホッキョクグマ衛星追跡プロジェクト」。
地球温暖化で北極の海氷が年々減ってきている現在、その影響を一番受けているのがこのホッキョクグマ。カナダのハドソン湾では、1987年に1,200頭 いたホッキョクグマが、2004年には950頭以下にまで減少したそうだ。人間も環境が変われば、生活サイクルが変わり、体にまで異変が生じる場合があ る。それと同じでホッキョクグマも狩をする場所の環境が変われば、、、。ホッキョクグマの子供の生存率も年々減ってきているようだ。これも母グマが環境の 変化に影響をうけていることから。ついには、IUCN(国際自然保護連合)がホッキョクグマを絶滅の可能性がある「危急種(VU)」としてリストに掲載した。
北極圏における地球温暖化の影響を知る一つの手がかりを求め、ホッキョクグマに発信機をつけ、人工衛星で追跡調査を行っている。このほんの少しの調査が地球環境改善に実を結ぶのであれば、少しでも協力できれば、、、。
発信機を2006年に新たにつけられた2頭に対して、名前を募集とのこと。このホッキョクグマたちの名前がが世界中の人々に地球温暖化危機のメッセージとなるように。
ゼヒ、名付け親になってみてはいかがでしょうか。