次世代型電気自動車 ~環境にもおサイフにもいいかも~

最近、ガソリン価格が150円台と高止まりです。車での外出を減らしている人も多いのではないでしょうか。
日経MJ(2008年2月20日)の記事によると、3人に1人が車の乗り控えるようになったと答えています。その代わりに家でパソコンやテレビを観るといった「休日、引きこもる」人が増えたとか。やっぱり外出先ではお金を使うことが多いので、消費の冷え込みも心配です。また、「次に乗用車を購入する際、最も重視する点」といった質問に対しては、約20%のひとが「燃費の良さ」と答えており、約半年で倍の人が最重要視するようになっています。
そんななか今後期待できるのが、電気自動車(EV)ではないでしょうか。燃費の面では、10円の電気代で約13kmの走行が可能になるのだとか。ガソリンが150円だとしたら、1/15の燃料費で済むわけです。昔からEVはありましたが、次世代型EVは電池の性能向上とコストダウンが進み、原油高の追い風もあり、やっと市販化に向けて目処がたってきました。
環境面はというと、EVは軽ガソリン車に比べCO2の排出量を72%削減することができます。地球、ヒト、そしておサイフにも優しいEVに今後期待です。
三菱自動自動車では、次世代型電気自動車「iMiEV」(http://www.mitsubishi-motors.co.jp/corporate/technology/environment/miev.html)の実証走行試験を、東京電力、九州電力、中国電力、関西電力と共におこなっており、2009年以降の実用化を目指しています。

 

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