竹内まりや・駅

最近、iPodでよく聞いてます。

だいたい洋楽ばかりなんだけど、そういえばちゃんと聞いたことないなと思ってTSUTAYAで借りてきたベスト版を嗜んでます。

■ 純粋なボーカリスト

女性ボーカリストは星の数ほど存在する。個性豊かな人もいれば人の心を動かすほどの歌唱力を持ち得た人もいる。

私の持論だが、彼女の場合、どちらにも当てはまらない、ニュートラルな位置にあるような気がする。

だから人の心のフィルターを通しやすい、受け止めやすい歌声のトーンというか。

それもある意味個性だよね。

■ 山下達郎と桑田佳祐と原由子と

山下達郎から竹内まりやに入った人は、達郎さんあってのまりやさんかもしれないけど、そうじゃない人にとって達郎さんはあくまでもバックグラウンド。

そう考えると、達郎さんはうまく背景を作っているのがわかる。それは達郎さんじゃないとやれないことだし、達郎さんの上手さなんだろうね。改めて山下達郎はスゴイと思いました。

原由子の楽曲を桑田佳祐が作り上げるように、その2人じゃないとできない。ましてやご夫婦共々プライベートでも交流があるようなので、お互いがいいライバルなんでしょうね。

■ 駅

竹内まりやの代表作。切ないバラード。他にいい曲沢山あるけど、行き着くところはここです。

過去の曲だから昔を懐かしむのではなく、私の場合はリアルタイムなわけで。今度新譜も聞いてみよう。

愛していたのは私だけだった… とわかる瞬間。それでも時は流れ、街はいつも通りの時間が流れる。

そうやって人の痛みがわかるんだよね。

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