情報の伝達
2015.8.19ヒト
私たちが使用しているパソコンのデータはデータをコピーすれば
全てのパソコンで全く同じ情報の共有ができます。
それに対し人間の場合は脳の情報のコピーが出来ないため、
自分が考えていることを「伝える」必要が有ります。
手段としては会話やジェスチャー、写真、動画、文章などさまざまな手段が有りますが、
どれも相手の知識や理解力によって同じ伝え方をしても伝わる場合と伝わらない場合が有り、
「こうすれば全員に完璧に伝えることが出来る」という方法はありません。
いかに自分の伝達手段で多くの人、あるいは多くの情報を正確に伝えることは
誰しもがぶつかっている大きな壁であり無数に存在していると思います。
私も社会人になり、「伝える」機会が増え、どのように言えば伝わるか、
どのような資料や図があった方が分かりやすいか、どのレベルまで説明が必要かなどを
TPOに合わせて判断し伝える事の難しさに直面して、日々試行錯誤しております。
いずれにしろ、自分の中では相手の立場にたって考えてるので、
伝えるためにはまず相手を理解する必要もあると感じました。
今後も壁にぶつかるとは思いますがある程度の壁なら難なく乗り越えられるよう、
経験を増やし、徐々に伝える力をつけていきたいと思います。
余談ではありますが、もし、今後人間の脳の情報をデータ化しコピーできるような技術が出来きたら
映画「マトリックス」のワンシーンのようにヘリコプターの操縦法をダウンロードして
即席で操縦することが出来るようになるかと思い期待が膨らみますが、
学校や教育が必要なくなると考えると実際はどうなるのだろうと考えてしまいます。
少なくとも私は可能になったとしても怖いので手は出さないとは思いますね…