増冨の湯

「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」」を軍旗に掲げた戦国大名・武田信玄の膝元、甲斐の国の温泉に紅葉はじまりかけた10月最後の日曜、小旅行しました。
増冨の湯というラジウム温泉で、25℃・30℃・35℃・37℃と温度差のある湯に入るのですが、熱いのが苦手な私には丁度よく、併設されたサウナの後にも気持ちよく浸かることが出来ました。
妻と妻の母、妻の兄の二男坊と私の初めての組み合わせの珍道中でしたが、風呂に入り食事して昼寝してマッサージと、ゆっくりできた旅でした。
昼は「摘み草定食」なる葉っぱなどの天ぷらと麦とろ飯に蕎麦そしてビールという、風呂上りにこの上ないメニューで美味しく頂きました。

 

夜は甲府で待ちかねの「ほうとう」の店で二男坊の母上も合流して、帰りには駅前の信玄公に挨拶し、最終のあずさで帰宅しました。
信玄の隠し湯で有名なのは、下部、積翠寺、川浦、毒沢、奥蓼科渋の各温泉らしく、訪れた湯の名はありませんでしたが、たまにはゆっくりと湯に浸かり想いをはせるのも良いものです。

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