自然と向き合う
2016.11.17地球/地域
今回のテーマである「風林火山」は
甲斐の戦国大名・武田信玄率いる武田軍のイメージを自然の強大さに例えて表現しています。
現代は電化製品が発達し、自然の強さや厳しさ、大きさ等を感じる機会が少なくなっているので
私は自然を感じられるような趣味を続けています。
その中で、今年のGWに行った北アルプスの縦走(テント泊)では自然の凄さを改めて体感し、
まだまだ自然の凄さを理解出来ていないことを知り、世界観が広がりました。
この縦走で自分の想像を超えて驚いたこと、感動したこととしては
登頂日は5月ですが標高1500m位からは雪が積もっており、想像以上に体力を持っていかれ、
食べたものがエネルギーとなり、消費されるまでは体が楽になる感覚が味わえた事や
山頂付近では吹雪いており、限界まで疲れた体に容赦なく吹きつけ、
突風が吹いた時はしゃがまないと体を持っていかれそうだった事。
またそれらを乗り越えて雪上にテントを張り、
バーナーで夕飯を作って食べたときの美味しさ、火の暖かみに思わず放心状態になった事や
登頂日の翌日は晴天で視界がクリアになり、山頂から見た景色が映画などで見るような世界で、
自分の足のみで来たことが自分でも信じられないくらい感動した事など多くあります。
自然と向き合い体感することで
普段の生活では気付けなかったこと、感じられなかったことを発見でき
自分の世界が広がって視野を広く持てると思いますので、
登山に限らず、皆様もぜひ自然を感じてみて頂きたいと思います。
