「スリー・ビルボード」

笑えない話だが笑ってしまった。

ウディ・ハレルソンやサム・ロックウェルが出ているんだから何か起きそうだ、何かやらかしそうだ。

           

 

人の死が絡んでいる。たまらない怒りや後悔や寂しさが押し寄せてくる。

それだけに思い切りの良い行動が笑わせる。

笑いのセオリーである緊張と緩和の連続。

小気味いいセリフ回しがテンポを作る。

 

ハンサムな小男、息子に毒づいてくるGIカットの母親、小娘と付き合う元ダンナ。

クセのある奴しか出てこない。だから誰か出てくる度に面白い。

 

 

 

 

 

 

そして大事なのは後味。悪くない。

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