BOHEMIAN RHAPSODY

 

DOLBY ATMOSで観ろと友人に勧められていた、iMaxにしょうかとも思っていた。

しかしロードショー期間が進み中々観に行く予定が立てられず、どちらも上映していないタイミングで普通の字幕版で観る羽目になった。

残念ではあるが劇場で観ることが出来なくなるよりマシだと思い、妻と80歳の誕生祝いで帰省していた妻の母も連れ立ち、いつものように最後部の席に陣取った。

出掛ける直前に愚息に教えられたが、予約を入れた11月24日はフレディー・マーキュリーの命日。もう観るしかないのだ。

この手の映画はキャスティングも重要だと思うが、これ以上無い布陣だったように思えた。フレディーの肉声をそのまま使っているのも良かった。

80歳の母をして「ガチャガチャした音楽映画かと思ったらストーリーがちゃんとあって良かった!」と言わしめたブライアン・シンガー監督も凄い。スーパーマンやX-MENよろしく、ヒーローの悲哀を撮るのはお手の物か。老人を2時間半トイレにも立たせずに熱中させたのだ。

 

かく言う私は、LiveAid前の家族とのシーンからラストまでずっと胸が熱いままだった。

少なくとも最初に観るのは、胸アツ上映(劇場で踊ったり歌ったり出来る)でも、DOLBY ATMOSでもなくて良かったのかも知れない。

あれ以上胸が熱くなったら本当に燃えてしまいそうだ。

 

  1. BOHEMIAN RHAPSODY