笑顔の写真
2019.1.28ヒト
僕は幼い頃からカメラの前で笑うのがどうにも苦手で、「カメラを向けられて、面白くもないのに笑うのは自然じゃない」「わざとらしく笑うのは恥ずかしい」などと色々なことを考えて、結局いつも記念写真の中だと不自然な表情をしていました。
そんな僕だったのですが、高校時代にとても礼儀や作法に厳しい先生に出会い、表情の作り方や写真への映り方を厳しく指導されました。当時は「作り笑いをするなんて不自然だ」などと思いながらしぶしぶ練習をしたのですが、今その頃の写真を見ると本当に楽しそうに映っていると思えます。
どんなに楽しくてもそれを表現出来なければ周りの人や未来の自分にその気持ちは共有出来ない。逆にどんなに大変でも笑っていれば周りの人に「楽しそう」という感情を共有することが出来て、楽しそうな人が周りに増えれば自分もおのずと楽しくなれる。
まさに「笑う門には福来る」なんだな、と高校時代の先生に時間を超えて教えられました。