今までと、これからと。

令和。
大化の改新で有名な大化から数えて248番目の元号を迎えた。
僕が生まれてからはまだ平成と合わせて二つ目の元号で、元号が変わるというのは初めての経験である。

存命中の曾祖母は大正時代から3回目の改元ということで本当に長い時間を生きているのだなと改めて思ったが、生まれてから和暦の部分には”平成”を書くことが当たり前だと思っていた僕からすると、その部分が変わるという時点で不思議な気分だ。

 

元号、そして和暦は日本の文化や出来事に強く繋がった暦の読み方だと思う。

”大化の改新”や”明治維新”など、日本という国に大きな出来事が起きた時に元号を冠した名前を付ける慣習もあるし、”平成生まれ”や”昭和の時代は~”という言葉は会話やニュースの中でもよく聞く。
そう考えると、僕にとっての平成は”自分の生まれた”元号であり、”自分が初めて就職した”元号でもある、今後一生意識することになる元号であると言える。

では、僕にとっての”令和”はどうだろう。

まだ僕にとっての”令和”はその名前を冠することが出来るほど大きな出来事が起きてはいない。
始まったばかりのこの元号の中、良いことも悪いことも含めて色々な事が今後起こっていくだろうが、”平成”に負けないくらい自分にとって意味の深い”令和”にしていきたいと思った。

  1. 今までと、これからと。